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    2022.2.4

     

    当店「Custom Cues Shop 『Iris』」は、この度ご縁があり、『North demon cues』の販売を行う事となりました!今後続々と入荷される作品に要注目です!!

     

    『North demon cues』
    『North demon cues』は、Cheng Yong氏よって設立された中国遼寧省撫順市の「Custom Cue maker」です。

    独学でCue制作を始め…理想とする作品の実現のために独自でマシンをカスタマイズ出来る確かな技術を有しています。

    また、飽くなき探求心がある「Custom Cue maker」で、来年はPOOLの本場、アメリカへの出展も準備しております。

    今後の活躍が期待される今注目の「Custom Cue」が『North Demon Cues』です。

     

    簡単に!『North demon cues』の特性!!

    ① ハイレベルな金属の磨きやインレイワーク技術に注目が集まります。
        強い輝きを放っており、一つ一つの細かい作業をしっかり丁寧に仕上げています。
    ② 全てのデザインが新しく、オリジナリティーに溢れています。
    ③ 打感や精度が非常に高いです。
    ④ ウエイト調整が可能な仕様なので、お好みのウエイトに調整頂けます。
     
     

    Origin of the Custom Cuemaker name

    -“North Demon”の由来-

    製作者:Cheng Yong氏談

    私は子供の頃、日本のアニメ「ドラゴンボール」での悪魔の役割が好きでした。

    そこで、最初に“悪魔”とCueに名前を付けました。

    しかしその後、この名前は既に他で使用されている事を知りました。

    そのため、自分自身が中国の北部に住んでいる事を踏まえ、自分のCueに“North demon”と名付けました。これは北の悪魔によって作られたCueという意味となります。

     

    North demon Custom cue’s History

    -“North Demon Custom Cues”の歴史-

    制作者のCheng Yong氏は、1978年に中国遼寧省撫順市で生まれました。

    Cheng Yong氏が中国遼寧省撫順市でCueを作り始めてから10年以上経ちます。

     

    製作者:Cheng Yong氏談

    2007年の終わり、車の修理に携わり、友達とビリヤード場に投資しました。

    ある日、ビリヤードプレイヤーの友人が、アメリカに友達がいることを知りました。

    そこで私は、友人にアメリカからJoss west cueを買うのを手伝ってくれるように頼みました。

    当時、Custom Cueの最初の印象はとても絶妙で美しかったので、自分でCueを作って売ったらよいのではないか?と思いました。

     

    そこで、アメリカと台湾の友達に手伝ってもらい、Cue作りの情報収集を始めました。

    集まった情報は設備や材料、工法に関するものでした。

    その後、ビリヤード場を売却し、仕事も辞め、自分の家の地下室を工房に改造し、設備や材料を購入して、Cueの制作を始める準備をしました。

     

    “Cueを作る。”

     

    私は既に車の改造や加工のスキルを有していました。

    その経験から制作に関わる準備は滞りなく順調に進みました。

    少しの準備期間を経て、2009年から本格的にCue作りを始めました。

    初めの2年間は、素材のマッチングや重心と打感のバランスを中心にシンプルなCueを作っていました。この間もCue制作のために、材料をより適したものにするための機械の改良など色々な勉強をしてきました。

     

    そして3年目からアメリカのCustom Cueをより深く探求し勉強し、様々な工芸品や工法を学びました。今でも人気がある“アメリカのCustom Cue EXPO”で、数多くのCueの情報を見つけました。

    そこで、“1of1”のCueを作って職人技を研究し始めたのです。

     

    Cue制作を始めて5年目くらいでした。

    試行錯誤し、多くのアメリカ仕様のCueを作ってみました。

    デザインや外観や打感など、ほぼ全てのアメリカのCueを完成させる事が出来ました。

    そして、この時期に多くのプレイヤーに会い、多くのプレイヤーが使用してくれた事により、別の問題を発見したのです。

    伝統的なアメリカのCueは、中国のPlayingCueより柔軟性があるが、精度が不十分でポケットの小さい台でプレイする中国のプレイヤーには使い辛いものでした。

     

    私はそこでもう一度研究を始めたのです。

     

    約2年の研究を経て、2015年頃から新しいコア構造とNorth Demon初代のシャフトを使い始めましたが、後に初代が硬すぎて少し細すぎる事に気づきました。
    正確さと柔軟性が少し劣っていたので、2015年の終わりに第2世代のシャフトを作成しました。

    私の工房には、Cueを修理して欲しいと来るプレイヤーが沢山いるのですが、私は彼らにそれらを試して貰い、フィードバックを頼んでいます。

     

    この時点で、私はついに満足を感じます。

     

    過去数年、様々な工程の研究や設備の更新・改良を行ってきましたが、生産量は常に少なく、注文が長く蓄積される事が多かったです。

    そのため、2016年にスピードアップのために大規模な工房改装を行いました。

     

     

    もともと自分のニーズを満たすには十分だと思っていたのですが、私の新しい構造のシャフトが中国国内では人気でした。

    2016年末以降、多くのプレイヤーが使っていたため、新しい構造のシャフトを知っている人が増えてきました。

     

    その後、シャフトのカスタマイズを依頼する人が増え、Cueを作る時間が無くなりました。

    私の制作したCustom Cueを市場に出したかったのですが、人手も無く、私には不可能でした。
    ずっと一人で行って来た個人工房だったので、生産量を増やす為にスタッフを募集しました。

    これにより注文の混雑の問題が緩和されましたが、Custom Cueを作る時間はまだありませんでした。

    その為、更に1年近くかけて、より新しくより優れた機器を導入し、新しい工房を完成させました。

    また、更に新しい2人の管理スタッフを追加しました。

     

    雑事が落ち着き、生産量も比較的向上し、Custom Cueを制作できるようになりました。

    また、Custom Cueの完成に加えて、いくつかの在庫を完成させる時間も出来ました。

    今振り返ると10年以上も前に、私がCueの制作をする事になるとは思いませんでしたが、2019年にようやく私のCustom Cueを販売出来るようになりました。

     

    そして、2021年…ついに日本でも販売をスタート出来る事になったのです!!!

     

     

     

     

     

     

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