“King of elegant Custom Cue”と称賛されるに相応しいBLACK BOAR CUE。
自身を『Mad scientist』と自負するTony氏が独自の理論と奇想天外な発想に基づき製作した作品は、多くの人々が心奪われる芸術品です。
日本ではあまりお目にかかる事の出来ないSpecial custom cue makerで、多彩な才を持つ、Tony氏の仕事にはキューの細部にまで纏ったオーラを感じます。

独特のデザインと細かく正確なインレイワークが、シルバーを更に際立たせ、キューというキャンバスに存在感を放ちます。

BLACK BOAR CUE は、アメリカでも日本でも人気があり、驚くほどに高額（BLACK BOAR CUEの市場参考価格＄25,000～）なCueではありますが、この先も価値が下がることが考えにくいメーカーの代表格です。

本作品は、エボニーをメインとして使用するBlack Boar CUE が多い中で、ココボロをメインとして使用している大変希少な作品です。

また、使用されているココボロが大変に美しく、まさに銘木ここにありです。
バットエンド部分のバックファイヤーにココボロを使っている事も美しさを倍増させます。

BLACK BOAR CUEの代表的な特徴である「バックファイヤー」はデザインとして完成されており、ここに大きな特徴と全体バランスを整える黄金比があるのだと思います。

繊細で華麗なインレイには、マザーオブパール、シルバーに加え、ポイントにゴールドを使用した贅を尽くした豪華絢爛で優雅なTony氏の渾身の逸品と言えるでしょう。